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複数の韓国メディアは17日、韓国における「キムチの貿易赤字」が雪だるま式で増えているとし、韓国にとってキムチの最大輸出国である日本の円安の影響のほか、中国産キムチが韓国に低価格で輸入されるため、キムチ業界は危機的状況にあると報じた。
韓国の関税庁輸出入貿易統計によると、中国産キムチの輸入が4年連続で20万トンを超えているうえ、輸入キムチの99%以上は中国産であるほか、2014年の中国から韓国に輸入されるキムチの量は「21万2938トン」までのぼった。一方、韓国におけるキムチの貿易赤字は「約914億ウォン(約100億円)」となったと報じた。
また、大韓キムチ協会によれば、中国産キムチの主な消費先は、韓国国内の一般的なレストランや学校、高速道路のサービスエリアで、サービスエリアでは95%程が中国産キムチであるとし、これは韓国産キムチの3分の1の価格であるからだと伝えた。
加えて記事は、中国政府がキムチを発酵食品と認めていないことから、輸入の際に中国の検疫基準である、「100グラムあたり大腸菌群数30匹以下」が適用されていると紹介。そのため、韓国産キムチの輸出が微々たる水準になっているとも報じた。
さらに、韓国産キムチの最大消費国である日本への輸出も減少の一途をたどっていると言及。2009年の対日韓国産キムチ輸出量は「2万4389トン」であったのに対し、2014年には「1万6968トン」と30.4%も激減したという。
その対日韓国産キムチの主な輸出減少の理由として、日本企業が、日本人の口に合うキムチの製造を本格化したうえ、円安の影響で韓国産キムチの価格競争力が低下したものと見られると伝えた。(編集担当:李樹香)(イメージ写真提供:123RF)