土居美咲は惜敗、クルム伊達公子は辛勝、全仏オープンテニス

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フランスのパリで開催される全仏オープン（レッドクレー）。世界ランキング5位で第5シードの錦織圭（25歳、日清食品）は3回戦でベンジャミン・ベッカー（33歳、ドイツ）と対戦する予定が、ベッカーの右肩負傷により4回戦進出を果たし、世界ランク74位ティムラズ・ガバシュビリ（30歳、ロシア）と31日に対戦する。

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また27日、女子シングルス2回戦が行われ、土居美咲（ミキハウス）は第7シードのアナ・イワノビッチ（27歳、セルビア）と対戦し6-3、3-6、4-6の逆転で敗退し3回戦に進出はならなかった。

土居はブログで「本当に手応えのある試合でした。常にアグレッシブな姿勢で、相手に対しても押している場面が多かったと思います。最初から高い集中力で戦えて常に自分を信じて戦う事が出来ました。ここまで出来たからこそ悔しい気持ちも大きいですが、自分の出せる力は出し切りました。自分がここまで出来ると分かったからこそ、これからがとても楽しみです」とコメントしている。

また奈良くるみ（安藤証券）は第13シードのルーシー・サファロバ（28歳、チェコ）に2-6、0-6で敗退。

ダブルスではクルム伊達公子（エステティックTBC）とフランチェスカ・スキアボーネ（イタリア）のペアが、1回戦でダニサ・アルレトバ（チェコ）／ペトラ・チェコフスカ（チェコ）ペアと対戦し2-6、7-6(8)、 6-1の逆転で勝利。マッチポイントを凌いでの辛勝。2010年の全仏オープン・シングルス優勝者のスキアボーネとのペアで2回戦進出。

2回戦では第13シードのミカエラ・クライチェック（オランダ）とバルボラ・ストリツォワ（チェコ）ペアと対戦する。