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宇部・清水川に4月24日、男性にターゲットを絞ったヘアサロン「HAIR REMAKE RAUM(ラウム)」(宇部市野原1、TEL 0836-43-7661)がオープンした。(山口宇部経済新聞)
漫画喫茶風にした待合いスペース
店舗面積は約20坪。店内は白と黒のモノトーンでまとめ、漫画喫茶をイメージして待合スペースに1000冊以上のマンガ本やスポーツ紙、雑誌を常備。冷蔵庫を置き、セルフサービスのコーヒーやお茶などを用意する。施術スペースは、シャンプー台を備えたセット台2台を設け、電光を変えて待合とは異なる雰囲気を演出する。
コンセプトは「リメーク」。一人ひとりの髪質やくせの短所を長所として生かしたスタイルを提案するという。女性の施術も行うが、男性にターゲットを絞って営業する。
メニューは、カット一般=3,240円、高校生=2,700円、中学生=1,835円。カラー2,160円~、パーマ=3,240円~。
店主は地元出身の加藤隆則さんで、17年間務めた「ジャンプ理容院 常盤台店」(常盤台)から独立し、姉妹店として出店した。「男性がちょっと休憩にくる隠れ家のような場にしたくて、待合はラフにした」と加藤さん。
「周りの多くの人に支えられて出店することができた。男性の『かっこいい』をつくりたい。今後はスタッフも入れて人材育成にも取り組みたい」と意気込みを見せる。
営業時間は9時~19時。月曜・第1火曜・第3日曜定休。
みんなの経済新聞ネットワーク
引用:宇部・清水川にメンズヘアサロン「ラウム」 店主「男の隠れ家のような場に」 /山口
北部の咸鏡北道のセッピョル郡にある被服工場で、女性労働者たちが一斉に出勤を拒否する事件があった。当局が約束した現物支給の給与が支給されなかったことに労働者が反発してのことだという。北朝鮮でこのような集団的な職場離脱が発生したとの情報が伝えられるのは稀なことだ。(リムジンガン編集部 石丸次郎)
[他の写真を見る] 「リムジンガン」は北朝鮮人による内部取材を中心に編集されている。
職場放棄事件が発生したのは2013年10月。北朝鮮内部の取材協力者が現地で調査し伝えてきた。
この被服工場は、90年代の経済破綻の中でずっと稼働が止まっていた。12年になってセッピョル郡の幹部たちは、中国企業から投資を受けて動かすことを計画。セッピョル郡は豆満江を挟んで中国と接する地の利がある。幹部が訪中して小さな貿易会社と契約を結ぶことに成功した。囚人服や作業着などの加工を請け負うことになった。
当初の労働条件は次のようなものだったと現地で取材したP氏は言う。彼の親族がこの工場で一時勤務していたのだ。
「一日12時間労働でトウモロコシそば三食を提供、給料は一ヶ月に白米30キロで現金支給はなし。この条件に多くの地元女性が飛びつき、採用には賄賂が飛び交うほどでした。私の親族はうまく入り込めたと喜んでいました」
現金支給なし、という待遇に応募が殺到したというのはどういうことなのか。この時点の白米の市場価格は1キロ当たり約5000ウォンほど。つまり実質的に15万ウォンの価値がある。
国営工場の一般的な労働者の国定の月給は2000ウォン前後なので約75倍にもなる。ちなみに当時の実勢為替レートは1米ドル=約9000ウォンだったので、米ドル換算にすると、白米30キロは16.7米ドルほどになる。これを転売して現金収入を得るのである。
工場は13年9月から生産を始めた。P氏の調べによれば最初の採用人員は135名で、男性は10人ほどだったという。ところがである。開業からたった一ヶ月で大問題が持ち上がった。給与の白米が約束通りに支給されなかったのだ。怒った女性労働者たちは、ほとんどが出勤を拒否してしまった。
「月給」用の白米は、中国企業が持ち込んで郡の役人を通して労働者に渡す約束だった。ところが、役人は「軍糧米」分として半分ほどを差し引いて労働者に支給した。これに彼女たちは怒ったわけだ。
慌てた幹部たちは労働者の家を回って出勤を説得した。
「女性労働者たちは『報酬がまともに出ないのに工場になんか出られるか。飢え死にしてしまう』と言って幹部を追い返すとそれきりだったそうです。約束が守られないなら、今の朝鮮では誰でも同じように工場から出て行きますよ」
P氏は言う。
従来北朝鮮には職業選択の自由がなかい。コネやカネがないと、当局の指示通りに配置されて職場が決まる。ところがこの被服工場のケースでは、提示された労働条件をもとに、本人の意思で応募し、そしてやめていった。つまり彼女たちは工場への出勤を労働の契約と捉えていたのである。
筆者はこれまで20年以上北朝鮮取材を続けてきたが、このような集団による争議的な動きを把握したのは初めてだ。中国企業の投資を受けていたという特殊性はあるが、北朝鮮に、政府や労働党が統制することが困難な労働現場が出現していることを物語っている。
その後、中国人の投資家はこの工場に見切りをつけ、稼働は止まってしまったという。
(この事件については、「北朝鮮内部からの通信・リムジンガン」7号に詳細を書いたので参考にされたい)。