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いまや何をやっても多くのブーイングが浴びせられるようになってしまった。プロボクシングで活躍する亀田3兄弟のことである。
長兄のWBA世界スーパーフライ級2位・亀田興毅がWBA同級王者・河野公平に挑むタイトルマッチが7月に米国で開催される見通しであることが明らかになると、ネット上で“反亀田”のユーザーたちから辛口コメントが噴出。さらにその直後、興毅が一部メディアを通じて王者・河野に対し、強気な言葉を口にした際には炎上モードになり、次のような辛らつなコメントがネットユーザーの間から数多く飛び交った。
「今までの試合内容でよくそんなエラそうなことが言えたものだ」
「たまには試合前に一言もしゃべらず戦ってみろ」
「いつもこうだから応援する気にはならない」
ネット上のさまざまなサイトに寄せられたコメント、投稿をざっと見渡しても興毅を応援もしくは擁護(ようご)する声は非常に少ない。いや皆無に等しいと評しても決してオーバーではないだろう。このように一挙一動に対して罵詈雑言(ばりぞうごん)を浴びせられるのは長兄の興毅だけでなく、次男・大毅、三男・和毅の2人の弟たちもほぼ同じ状況である。
ただ、個人的に「気の毒だな」と思ったのは先日の和毅の一件だ。5月9日に米テキサス州で行われたWBAバンタム級タイトルマッチに臨んだ挑戦者の和毅は王者のジェイミー・マクドネル(英国)にプロ初黒星。王者からダウンを奪うなど善戦したものの結局ジャッジが3人とも113―114と採点した僅差の判定負けであった。しかし、この結果にも「惜しかった」「和毅の勝ちじゃないのか」と叫ぶ声はほとんどなし。やはりネット上では「当然の結末」「海外でやれば亀田なんてこんなもん」などと和毅の敗戦をせせら笑うかのようなコメントや書き込みばかりが目立っていた。
日本でのテレビ中継放送がなく試合の詳細が分からない人が多かったのは仕方がないにせよ、惜敗した和毅がここまでワーワーとブッ叩かれることには大きな違和感を覚えた。ちなみに当日の試合会場では王者の防衛を知らせる場内アナウンスに大きなブーイングが上がるほど観客の多くが和毅の勝ちを支持していたのが実情であった。その事実がニュースとして伝わっても和毅への風向きは一向に変わらず、完全なヒール扱い。亀田3兄弟が何をやっても嫌われることをあらためて証明する格好となった。
●亀田3兄弟が嫌われるワケ
一体なぜ亀田3兄弟はここまで毛嫌いされるのか。その背景を探ってみると、実はメディアによって作られたレールに喜んで乗っかったものの脱線してしまい、大きな墓穴を掘ってしまった亀田一家の悲哀が浮かび上がってくる。
そもそも亀田3兄弟のネーミングが世に浸透するようになり始めたのは、2003年11月。長兄・興毅が17歳でプロボクサーとなり、これによって父・史郎氏からボクシングの熱血指導を受け続けている3兄弟の存在がメディアによって一躍脚光を浴びるようになってからである。
そしてアマチュア時代から3兄弟に密着するなどいち早く目を付けていた某民放局が亀田陣営と交渉して興毅の試合の独占中継権を得るようになると、テレビ中継の影響に後押しされる形で「亀田一家」に関する報道も一層過熱。同局の関係者を筆頭に新聞・テレビなど各社を含めたメディア側は「そのほうが絶対に面白いし、万人受けするから」として3兄弟に対し、段々と際立った個性的なキャラクターを要求するようになっていった。当時“亀田番”を務めていた前出の民放局とは別のテレビ局関係者は次のように言う。
「もともと息子たちに対する史郎氏のボクシング指導の内容がスパルタ方式だったから、それをベースにした高慢なコワモテキャラになることを我々メディア側は3兄弟に求めた。だから当時、3兄弟の中で露出度の一番高かった興毅には対戦相手をコキ下ろさせたり、自分こそがナンバーワンなんだという発言を口にさせたりするための“誘導質問”を我々は取材で何度も繰り返したのです。
興毅も相手をリスペクトしない性格の持ち主であったから喜んでそういうキャラになってコメントしていましたよ。大毅や和毅もメディアの前で長兄と同じキャラになっていましたが、基本的に興毅と同じ性格だったから完全にノリノリのオーバーアクションで“ワル”ぶりを演じていましたね」
●メディアが描いていたシナリオ
ここまでは確かにメディア側が描いていたシナリオ通りに事は運んでいた。それなりに亀田人気(というよりも正確には「話題性」と評したほうがいいかもしれない)が高まり、興毅は2006年8月2日、ついに元WBA世界ミニマム級暫定王者ファン・ランダエタとのWBA世界ライトフライ級王座決定戦に臨むことになる。もしこの初の世界タイトルマッチで興毅が文句なしの強さを見せつけることができていれば、今の「亀田3兄弟=ヒール」の図式は成り立っていなかったかもしれない。
だが、ここで興毅は「疑惑の判定」「ホームタウンディシジョン(ホーム側に有利なようにみえる判定)」と見られても仕方のないような“怪しい結果”で勝ち名乗りを受ける。2度のダウンを奪われるなど終始苦しんだ末に2―1で辛くも判定勝ち。悲願の世界タイトルを腰に巻き、リング上で涙ながらに絶叫する新王者に場内のファンが「イカサマ野郎」「金返せ」などと罵声を浴びせ続けるという異常なシーンは当時現場で取材していた筆者の脳裏にもいまだ鮮明に焼き付いている。
「興毅がいわゆる“しょっぱい試合”をしてしまったことで、これまで演じ続けてきたコワモテキャラが虚像であったと図らずも見られるようになってしまった。メッキがはがれてしまったのです。その後、興毅はランダエタと再戦しましたが、ポイント稼ぎの意図が見え隠れするアウトボクシングに終始しての判定勝利。“デカいのは口先と態度だけ”というイメージが、ここで完全にでき上がり、ファンの間に根付いてしまった。それは我々メディア側が描いていたシナリオが音を立てて崩れ去った瞬間でもありました」(前出の関係者)
3兄弟のイメージを下げたのは興毅だけではなかった。次男の大毅も2007年10月11日、WBC世界フライ級王者・内藤大助に挑戦したものの、陣営の兄・興毅と父・史郎氏の指示を受けながら試合中に度重なる反則攻撃を仕掛けた上に内容でも終始圧倒されて惨敗。こうした経緯が重なったことが決定打となって世間は、3兄弟と父・史郎氏の亀田一家に「悪」のレッテルを張り、今でも3兄弟の一挙一動にバッシングの嵐を浴びせ続けている。
ちなみに亀田一家をめぐるトラブルは枚挙に暇(いとま)がなく、現在も絶えていない。2014年12月に行われた亀田大毅のIBF、WBA両世界スーパーフライ級統一戦でIBFの立会人が「負けたら空位」から「負けても防衛」と発言を一転させてボクシング界に大混乱をもたらしたとして、JBC(日本ボクシングコミッション)は3兄弟の所属する亀田ジム・吉井慎次会長と嶋聡マネージャーが職務を全うしていなかったとして、各種ライセンスの更新を許可しない処分を下した。これにより、3兄弟の国内ボクサーライセンスも失効となっており、現在も日本で試合ができない状況が続いている。3兄弟が海外でしかリングに立てないのは、それが理由だ。
●史上初の3兄弟世界王者
この亀田3兄弟の現状に「自業自得」と評する人が大半であることは間違いない。しかし、もし3兄弟がメディアの敷いたレールに乗らず、もっと謙虚な姿勢でボクシング道をまい進していたら多少は違った評価を受けていたのではないだろうか。日本人初の世界3階級制覇を成し遂げた興毅、世界2階級王者となった大毅、そしてWBO世界バンタム級王者に輝いた和毅――。彼らは曲がりなりにもギネス世界記録に認定された史上初の3兄弟世界王者なのだ。もったいない気がする。
何をやっても叩かれることに開き直ってしまっているのか。あるいはここまで来た以上、メディアが作り上げたコワモテキャラを演じ続けるしかないと思っているのか。それとも本当に心底「ワル」なのか。彼らの真意は分からない。いずれにせよ3兄弟が今後活路を見出すとすれば、リング上でアンダードッグ(負けそうな人)ではない強豪を相手に誰もが認める勝ち方を重ね続けていくことしかないだろう。
何も生まれない場外乱闘など、もう見たくもない。亀田3兄弟よ、タマには世のビジネスパーソンに活力を与えるような、スカッとしたKO劇を見せてくれ――。
[臼北信行,ITmedia]
カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)とTポイント・ジャパンは20日、ポイントサービスの提供において、東京電力と業務提携の契約を締結したことを発表した。
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提携第一弾として、共通ポイントサービス「Tポイント」を東京電力が導入。これにより、2016年1月以降、Tカードユーザーであれば、電気の契約・使用など、東京電力の各種サービス利用に応じて、Tポイントを貯めることが可能になる。
東京電力管内(1都8県)では、55.3%にあたる2,614万人が、Tポイントを利用しているという(アクティブ・ユニーク数)。また、122社35万店超の店舗が参加しており、これら店舗でも付与されたTポイントを利用可能だ。
今後は、Tポイント提携先との電気契約における販売促進や電気販売の代理店等、さまざまなサービス連携や協業についても展開を進める。
なお東京電力は、8日に、共通ポイントサービス「Ponta(ポンタ)」を展開しているロイヤリティマーケティングおよびリクルートとの業務提携も発表済み。こちらでも、東京電力の各種サービスの利用に応じて、ポイントが貯まるサービスを、2016年1月以降順次提供する方針だ。ユーザーはTポイントまたはPontaのいずれを利用するか、コースを選択できる。
引用:東京電力、「Ponta」に続き「Tポイント」も導入……CCCらと業務提携
引用:東京電力、「Ponta」に続き「Tポイント」も導入……CCCらと業務提携